2012年12月04日
教室の床を広場にする 大学授業の小ワザ4
最近の私は、教室の机を周囲に移動して教室中央に広場をつくり、椅子を丸く配置し受講生を座らせて、授業を進める事が多い。授業全体の半数前後、そうしていると言っていいだろう。無論、通常の机椅子配置のこともあるし、グループ単位で、机を囲んで周りに座る形なども多い。
要するに、授業内容に応じて、色々な形をとる。そうしたことが可能になる、机椅子移動可能な教室を使用する。現在のところ、最高80人ほどの授業を担当しているが、すべてそうした教室を使用している。だから、時間割編成時に、教務担当者にそのことを伝えて置く。
授業開始直前には、本日の配置を指示し、受講生の共同作業で、机椅子移動をする。
広場型を、どんな風に活用しているか、紹介しよう。
1)説明。たいていの場合、私も、椅子の一つに座って説明する。通常の配置と雰囲気がまったく変わる。和む。落ち着く。お互いの顔を見合う関係になる。
2)椅子に座りながら、ゲーム感覚で全体活動を行う。立って展開することも多い。
3)受講生が書いた、A4大用紙や大判付箋紙を中央広場に並べる。それをめぐって討論する。それらの紙を分類しながら考え討論することもできる。
また、X軸Y軸の線をひもで作って、たとえば、現実←→理想、やりたいこと←→やりたくないこと、といったことを基準にして、二次元空間を作り、各自が適切だと考える場に、選んだ紙や自分が書いた紙を配置させ、配置をめぐって討論することもできる。
4)気にいった紙の周辺に集まった者同士で、グループ編成することもできる。
5)グループをつくったら、その場で、グループごとに丸くなって、グループ会議・作業をする。椅子を持ってこさせて行うこともできる。
6)広場で、グループ単位で、あるいは全体一緒にパフォーマンス、プレゼンテーションをすることもできる。
7)広場で、たとえばファーストフードを食べる頻度順といった、何かの○○順に並びながら、考え討論することもできる。
こうした授業を通して、受講生同士の相互関係が発展し、個人学習だけでなく協同学習が大いに進行する。双方向型授業にとどまらず、私が言う多方向型授業になっていく。
余談だが、居眠り・内職は限りなくゼロに近くなる。
写真は、本文に関係なく、濱川御嶽の向かいにある潮花御嶽を支える巨大岩
要するに、授業内容に応じて、色々な形をとる。そうしたことが可能になる、机椅子移動可能な教室を使用する。現在のところ、最高80人ほどの授業を担当しているが、すべてそうした教室を使用している。だから、時間割編成時に、教務担当者にそのことを伝えて置く。
授業開始直前には、本日の配置を指示し、受講生の共同作業で、机椅子移動をする。
広場型を、どんな風に活用しているか、紹介しよう。
1)説明。たいていの場合、私も、椅子の一つに座って説明する。通常の配置と雰囲気がまったく変わる。和む。落ち着く。お互いの顔を見合う関係になる。
2)椅子に座りながら、ゲーム感覚で全体活動を行う。立って展開することも多い。
3)受講生が書いた、A4大用紙や大判付箋紙を中央広場に並べる。それをめぐって討論する。それらの紙を分類しながら考え討論することもできる。
また、X軸Y軸の線をひもで作って、たとえば、現実←→理想、やりたいこと←→やりたくないこと、といったことを基準にして、二次元空間を作り、各自が適切だと考える場に、選んだ紙や自分が書いた紙を配置させ、配置をめぐって討論することもできる。
4)気にいった紙の周辺に集まった者同士で、グループ編成することもできる。
5)グループをつくったら、その場で、グループごとに丸くなって、グループ会議・作業をする。椅子を持ってこさせて行うこともできる。
6)広場で、グループ単位で、あるいは全体一緒にパフォーマンス、プレゼンテーションをすることもできる。
7)広場で、たとえばファーストフードを食べる頻度順といった、何かの○○順に並びながら、考え討論することもできる。
こうした授業を通して、受講生同士の相互関係が発展し、個人学習だけでなく協同学習が大いに進行する。双方向型授業にとどまらず、私が言う多方向型授業になっていく。
余談だが、居眠り・内職は限りなくゼロに近くなる。
写真は、本文に関係なく、濱川御嶽の向かいにある潮花御嶽を支える巨大岩
Posted by 浅野誠 at 19:24│Comments(0)
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