2013年03月13日
中間まとめ 若者の試行錯誤物語19
18回の連載を区切ることにする。
この連載の前には、2007年に当時のホームページに書き、新ホームページに「若者の生き方シリーズ4若者の人生創造」としてこの1月に再掲載した5つの事例がある。
これらは、大学教師として学生たちと付き合い、卒業後の姿に継続的に触れる経験をもとに描いたものだ。今回のシリーズの最初に書いたように、特定の誰かを描いたのではなく、いろいろな出会いを元に、ミックスして描いたものだ。それらは、大半が1990年以降最近に至る出会いによるもので、彼らは現在20~40歳になる。
もっぱら若者自身の立場になって書いた。振り返って思うと、それぞれの学生・卒業生には、私なりに相談に応じたり、アドバイスなどをしたりしてきたが、それらは書かなかった。そうしたことを書くのも一つのありようだなとは思う。次回は検討してみたい。
対象となった学生たちの時代は、若者たちの人生のありよう・人生創造・人生おこしのありようが大きく変化した時期だ。そのことが、個々の事例にも反映しているようにも思える。
こうしたことを振り返って、私なりの考えを深めてみる作業も必要だと思う。おりしも、日本生活指導学会の今年の大会では、大学生をめぐるこうした動向・それに対する大学教師の関わり方を研究討論しようというアイデアが浮上している。
その議論に、この連載経験を踏まえて私なりの関わりができれば、と願っている。
最近では、大学での教師―学生という付き合いとは異なる形で出会う若者が増えてきた。近隣の方、何かの集まりで出会い、その後もしばしば出会う方たちだ。沖縄県での大学進学率は約30%なので、大学進学以外で多様な人生創造をしている人が、私の周辺でも多い。あるいは、20代になってから遠方から近隣へと移住されてきた方に出会う機会も増えてきた。
そんな多様な方々の「若者の人生創造物語」が書けるように、付き合いを広げ深めていきたい。
写真は本文には関係なく、我が畑のバジルの仲間
この連載の前には、2007年に当時のホームページに書き、新ホームページに「若者の生き方シリーズ4若者の人生創造」としてこの1月に再掲載した5つの事例がある。
これらは、大学教師として学生たちと付き合い、卒業後の姿に継続的に触れる経験をもとに描いたものだ。今回のシリーズの最初に書いたように、特定の誰かを描いたのではなく、いろいろな出会いを元に、ミックスして描いたものだ。それらは、大半が1990年以降最近に至る出会いによるもので、彼らは現在20~40歳になる。
もっぱら若者自身の立場になって書いた。振り返って思うと、それぞれの学生・卒業生には、私なりに相談に応じたり、アドバイスなどをしたりしてきたが、それらは書かなかった。そうしたことを書くのも一つのありようだなとは思う。次回は検討してみたい。
対象となった学生たちの時代は、若者たちの人生のありよう・人生創造・人生おこしのありようが大きく変化した時期だ。そのことが、個々の事例にも反映しているようにも思える。
こうしたことを振り返って、私なりの考えを深めてみる作業も必要だと思う。おりしも、日本生活指導学会の今年の大会では、大学生をめぐるこうした動向・それに対する大学教師の関わり方を研究討論しようというアイデアが浮上している。
その議論に、この連載経験を踏まえて私なりの関わりができれば、と願っている。
最近では、大学での教師―学生という付き合いとは異なる形で出会う若者が増えてきた。近隣の方、何かの集まりで出会い、その後もしばしば出会う方たちだ。沖縄県での大学進学率は約30%なので、大学進学以外で多様な人生創造をしている人が、私の周辺でも多い。あるいは、20代になってから遠方から近隣へと移住されてきた方に出会う機会も増えてきた。
そんな多様な方々の「若者の人生創造物語」が書けるように、付き合いを広げ深めていきたい。
写真は本文には関係なく、我が畑のバジルの仲間
Posted by 浅野誠 at 19:11│Comments(0)
│生き方・人生