2013年02月12日
古布から恵美子が作った私の上着
40年前に親が与えた和服がある。年に一回も着ないで、衣装箱に保管してきた。そのうち、虫に食われたところが出てきた。しかし、布は大変上等だ。捨てるには忍びないものだ。
最近、裁縫に関心を持ち、習い始めた恵美子が練習用にということで、縫い始めた。私の期待はかりゆしウェアだが、あちこちに虫食いがあるし、初心者には難しいらしい。
ということで、写真のようなものができた。外出着には無理なので部屋着だ。虫食いを隠すために、妙なところにポケットがついている。それに独特のデザインだ。
春秋には、しばしば着ることになるだろう。恵美子に服をつくってもらうのは初体験だ。
ところで、私の両親の家業は婦人服仕立てだった。私が小さい頃、父親が背広を注文されたがうまくいかなかったらしく、客にさんざん叱られているのを見たことを思い出した。婦人服と紳士服とではかなり異なるようだ。
Posted by 浅野誠 at 19:23│Comments(0)
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